第9回日本認知症予防学会学術集会へ参加しました 2019年10月18日~20日

10月18日19日20日、第9回日本認知症予防学会学術集会 口演に参加させていただきました。

以下、内容になります。

みんなの認知症予防ゲームの効果

永井かおり 一般社団法人みんなの認知症予防ネット

【目的】
高次機能障害の改善、介護疲れの改善の実証

【方法】
77歳まで、全く病気知らずの男性が脳梗塞で倒れ、幸い自宅での発見が早く有効的な治療がなされた為、奇跡的に体の麻痺も残らず退院、ただ脳血管傷害により高次脳機能障害を発症。

記憶、注意、遂行、情緒といった認知機能に起こる障害で、感情のコントロールが出来ず、怒りを爆発させ家族に当たり、集中力や注意が散漫し車の運転や草刈りもできない状態となりました。

本来明るく社交的でありましたが、次第に笑顔も会話もなくなり、食事以外は寝ている事が多く引きこもり状態になりました。

介護家族も大きく体調を崩し、辛い毎日の中で心身ともに限界になった時、「みんなの認知症予防ゲーム」の広報記事が目に留まり、家族同伴で参加となった。

【結果】
数回通う中、20種類あるゲームをしながら、参加者さんと少しずつ会話をしたりする中で、笑顔を取り戻す姿を目の当たりにしました。

発症して2年過ぎると、自治会の事や車の運転も出来るまでに元気になり生活しています。

また、介護疲れで笑顔のない家族が、参加しているうちに不思議と笑顔や涙が溢れ、病的心情から人間性を取り戻されました。

【考察】
このみんなの認知症予防ゲームは20種類あり、楽しみながら一緒に参加している方々とも交流し、自然に様々な刺激を受け、心身共に改善していった、介護者にも効果があると思われます。

【倫理的配慮】
個人情報には、配慮しています。

認知症を予防するゲーム=「みんなの認知症予防ゲーム」

加藤良江 一般社団法人みんなの認知症予防ネット

【目的】
みんなの認知症予防ゲーム(以下MNGとする)の効果の実証

【方法】
このMNGを介護予防教室(参加者16名)で毎月1回、1年間行い、終了後のアンケートで効果を実証。

また毎月2回ディサービスで行なう(10名)またアメリカ、サンディエゴのシニアビレッジさくら(在米日本人の会)でMNGの体験会を実施する(23名)

【結果】
アンケート結果として
1.16名が参加して良かった
2.16名がスッキリしたような気がする
3.16名がまた参加しようと思う
4.13名が家に帰ってやってみようと思った
5.8名が機会を見つけてこのMNGを他の人に伝えようと思った
6.14名がこのゲームをリードしてみたい
7.脳活性化には本当に良いと感じたので来年も参加したい
8.1ヵ月1回より多くしてほしい
9.ディサービスで両手が使えるにも関わらず、右手だけしか使わない方が半年後には、両手を使ってお手玉回しをする事ができた
10.サンディエゴでは23名、ほぼ全員が素晴らしい笑顔に変化した、中々リズム運動についてこられないような方も、MNG特有の5段階加速法を使うと2度目には、他の方と同じようにできた

【考察】
MNGは20種類あるゲームの中で、見当識、現実、繰り返し、肯定、昔の話、指からの全身運動、音楽、大笑い、見る、触れる、話す、立つ、リズム運動、真似る、見守るを自然に訓練していくもの。

音楽療法だけ、ではなく、運動療法だけ、ではない、20種類ある中で様々な刺激を受けることで、脳機能をあらゆる角度から、刺激することが、本当の脳機能活性化に繋がっていると感じられます。

【倫理的配慮】
発表に際しては、関係者の同意を得ており、個人を特定するものではない

以上です。

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